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【資産運用】学資保険は必要か?不要か?

お金
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皆様、こんにちは。

突然ですが、学資保険に加入された経験はございますでしょうか?子育て世代の方なら一度は加入を検討をされたことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。ちなみに私は長男が誕生した5年前に某大手の学資保険に加入しましたが、保険料の見直しを実施した今年、解約に踏切ることにしました。

そこで今回は、私が学資保険に加入した動機から解約に至るまでの経緯を踏まえ、学資保険の必要か?不要か?について解説してきたいと思います。

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学資保険に加入した経緯

冒頭ても記載した通り、私は長男が誕生した5年前(2016年7月)に学資保険に加入しました。加入したきっかけは、「某大手保険会社からのダイレクトはがき」でした。当時ダイレクトはがきを妻と一緒に見ていて、「子供も生まれたことだし、話でも聞いてみる」かと早速、ダイレクトはがきの裏面に自身の名前・住所・電話番号を記載し、ポストへ投函。その後は、ご想像の通り、営業マンから面談の電話→面談(保険商品説明)→契約というながれで学資保険に加入したというのが経緯となります。

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学資保険の特徴

加入した学資保険は学資保険3型といって、一番子供の学費がかかるであろう大学進学時(18歳)から大学卒業時(22歳)の5年間、1年ごとに300,000万円ずつ給付金を受けることができるタイプのものでした。図で表す下記のような感じです。

ちなみに払込期間は10年、保険料は年間払いで128,000円/年、満期払込金額は1,280,000円となります。

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営業トークの罠

「返礼率117%、保険機能も付帯です!」これが営業マンの殺し文句でした。確かに響きはいいが。。契約当時は保険に関して全くの素人だった私は、まんまと営業マンの罠に引っかかていたのです。やはり、そんなうまい話はないもので、それは今年、保険の見直しを行った結果、明らかとなりました。まずは下記表をご覧ください。

この表でいう「保険料A」学資保険のシミュレーションで、「保険料B」が毎年の支払う保険料、128,000円を年利3%で運用したシュミレーションになります。10年で払済みとし、22年間年利3%で運用し続けた結果はなんと「2,092,128円」、学資保険の満期金額1,500,000万円より、約600,000万円金額を運用益として得ることができます。ちなみに「保険料A」を年利に換算すると年利はなんと「約0.7%」となります。

投資にお詳しい方なら、この年利「0.7%」がどれだけ低い金利であるかお分かりだと思います。投資の世界では、「年利4%ルール」いう言葉があります。これば、株や投資信託などに投資した場合、景気や市場動向、為替の景況を受けたとしても分散投資を行えば、「年利4%は確実にとれるよね」というような、投資の商品の基準となる年利水準です。これを遥かに下回る年利「0.7%」はもはや論外ですね。(ちなみシュミレーション表は、低く見積もって年利3%で計算してます。)

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学資保険のメリット・デメリット

ここまで学資保険を散々ディスってきましたが、改めてメリット・デメリットについて整理してみました。

メリット

  • 保険機能が付帯されている点

学資保険という名の通り、保険料払込期間中、保険者本人が死亡または、高度障害になった場合は以降の保険料の支払いが免除となります。

  • 保険料控除ができる

学資保険も保険料控除対象保険となっており、年末調整等で控除申請をすることができます。

デメリット

  • 資金拘束期間が長い

学資保険に限らず、ほぼ全ての保険商品は、途中解約場合の解約返戻金は、実際の払込金額よりも大幅に減額となってしまいます。

  • 金利が低い

満期まで運用し続ければ最悪元本割れは防ぐことはできますが、超低金利で自身の大切な資産を運用され続け保険会社に運用利益を搾取され続けることになってしまいます。

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まとめ

結論、子供の将来の教育資金を確保する上では、私は学資保険は不要と考えます。理由は「投資」と「保険」は別物で考えるべきものであって、セットで考えるべきではないからです。「いやいや、それでも自分に万が一があった場合に」なんて考えているのであれば、子供に一番お金のかかる時期だけ、期間限定で、掛け捨て型の保険に加入することをおすすめいたします。わざわざ低い金利の学資保険に加入するくらいなら、NISAや積立NISAを使用して、配当利回り3~4%の日本株やインデックスファンドを購入する方がよほど懸命ですし、実際私も加入から5年目にあたる今年7月に学資保険を解約し、積立NISA口座でインデックスファンドを購入しています。

以上、学資保険の不要性について解説してきましが、こればあくまで私の持論となります。将来のことは誰にもわかりませんし、投資は自己責任とうことを念頭においていただいた上で、私の考えが皆様のご参考となれば幸いです。

それでは。

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